顔採用ってどうなの? | 転職成功させ隊
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2015年9月24日

顔採用ってどうなの?

実際のところ顔採用ってどうなの?ということについて今回は考えてみようと思う。
編集部

就職活動において顔採用が行われているという話をよく聞く。雇用側が顔採用を公表する場合は少ないと思うが、みなさんも綺麗な人が多い店舗や企業を目にしたことがあるのではないだろうか。「顔で判断するのは不公平」などの意見を聞くし、大抵の人はあまり良い印象を持たないかもしれない。しかし、顔を重要視して採用することにも明確な理由があるはずである。実際のところ顔採用ってどうなの?ということについて今回は考えてみようと思う。

まず、最初にいっておかなくてはならないのは顔で採用するのではなく、顔も重要な判断材料であるということである。専門知識やスキル、コミュニケーション能力などと同等に人材として評価され、業種によってウェイトが異なるのではないかと思う。なぜ顔が重要かというと、容姿がいいことはそれだけでお客や社員に良い効果をもたらすからだ。 考えてみてほしい。例えばあなたがカフェに入ったとしよう。接客態度や対応能力はもちろんとして、もしその店員さんがニッコリ素敵に笑いかけてくれたら・・・その店の印象は良くなるのではないだろうか?もう一度いってみようと思うのではないだろうか。つまり、笑顔や店員の表情も立派なサービスであり、単純に顔や表情がいいというだけでも店舗や企業のイメージが向上し、効果があるのだ。

では、顔や表情が重要視されている業種とはどのようなものだろうか。大きく2つに分けられるだろう。まず、顔が直接商売に結びついているモデルやタレントなどの芸能人である。こういった人たちはビジュアルやパフォーマンスに対してお金をもらっているため、顔が非常に重要な判断材料として評価される。もう一つは、キャビンアテンダントや販売員などの接客業である。芸能人とは違いビジュアルが直接仕事とは結びつくことは少ないが、仕事の成果に影響する場合が多い。こうした理由から販売や接客を行う業種を中心に顔や表情が重要な人材として評価されていると考えられる。

このように顔採用をしている業種はビジュアルが仕事の成果に影響を与えやすい接客業を中心に多く、顔や表情がいいというだけでその店舗や企業のイメージを向上させるなど効果をもたらすのである。そう考えると専門知識やスキルと同等に採用基準として評価されるのにも納得がいくだろう。今後サービス産業がますます発展していく先進国に生きる私たちは知識やスキルを身につけることに加えて顔や表情も磨いていかなくてはならない。

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