転職先について徹底的に調べた。出産後も仕事を続けたかったので、産休や育児休暇の有無、そして実際に育児休暇を取得した社員がいるかどうかまで徹底的に調べたり、転職先の人事に相談して社員の人に直接会って話を聞ける機会を作ってもらったなど、転職に満足している人は徹底的に調べあげて転職先を決めている方が多いです。アクティブな人は、さらに雰囲気を知るため、転職先の好意で一日体験させてもらったという事例も。
転職で譲れないポイントをハッキリ決めていた。残業の有無や業務内容など、譲れない条件を絞り込んでおけば気持ちにブレが生じる心配が無く成功しやすく、満足度の高い職場に出会うことが出来ます。中でも多いのが、通勤場所です。かつては毎朝満員電車で1時間弱揺られて会社に行き、帰りももちろん満員電車で1時間かかるのでモチベーションが下がってしまうという方が、転職で譲れない希望として「家から徒歩で通勤可能」という条件を挙げ実際にその環境の職場に転職し、自分の時間ができたことで、仕事とプライベートのメリハリが付きモチベーションが上がったということもあるのです。
自分のキャリアをしっかりアピールした。資格や職務経歴書など、自分をより魅力的に自分自身をアピールするための武器をしっかり活用したことで転職に成功したケースも多いです。例えば、前は営業だったが転職を考え始めた時に取得した簿記の資格を面接時にアピールして採用されたり、前の職場で担当したプロジェクトを事細かにリストアップしたり、社内の部活など業務外のことも記述したことで面接官に”チームで頑張れるタイプ”と評価された事例も。
一方失敗したケースは、早く次の仕事先を決めなければと焦って決断してしまい、収入が大幅にダウンしてしまった。
前の会社を辞めた理由が人間関係だったが、転職先でも人間関係の問題に出くわしてしまった。
求人票の確認不足で、給与や福利厚生など前職での条件を基準にした思い込みや確認不足の結果、悲鳴を挙げてしまうような状況になってしまうなどです。いずれのケースも自分に否があることが多く、時間をかけて、じっくり転職先を調べていれば防げた問題です。もしかすると今の職場以上に長く働くことになるかもしれない次の職場。転職であろうとも新卒のような心構えで望むことが好ましいです。